セーラー服のユーナ
 「おはよ!」と、ドアが開く音と共に声がした。
 「あら、今着いたの?待ってたよ。」(マナ)
 「おー、ユーナ、久しぶり・・・って、オメェ、何だその格好。」
 「何だって何よ!制服よ。セーラー服さ。」
 「ほう、馬子にも衣装ってのはこのことだったのか。」
 「どういう意味よ。とにかく、ケダマンに見せようと思っていたわけじゃないよ。」
 「ユーナ、似合ってるよ。可愛いよ。」(マナ)
 「うん、ありがとう。」
 「でも、そのスカート、長くないか?パンツが見えるくらい短いのが流行ってるだろ最近は。オメェのは何だか、30年前の女子高生って感じだぜ。」
 「いいのさそれで。アンタみたいな助平に只で太股見せることは無いのさ。」(マナ)
 「であるのさ。ガジ丸にだったら見せてもいいんだけどね。」(ユーナ)
 「おー、噂をすれば影だ。ガジ丸が来たぜ。」と俺が言ったとたん、ユーナは目を輝かせて表に飛び出した。ガジ丸の前でポーズを取る。ガジ丸は優しく微笑んだ。
   −−−ユーナが一時帰島した日の会話−−−
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