久々のマナ 　ユイ姉が帰って、ユーナも帰ってしまって、ユクレー屋はまた、俺とゑんちゅ小僧のむさくるしい世界になるのか、と思っていたら、今日、マナがやってきた。 　「おー、ユイ姉が帰ったって聞いたんで、戻ってきたのか？」 　「違うよ、子供の顔を見せに来ただけだよ。」 　そういう通り、乳母車と一緒。二人乗りの乳母車。赤ん坊が仲良く並んでいる。 　「ほほう、一応は大きくなったようだな。もう四ヶ月目か？元気か？」 　「元気だね、風邪らしい風邪もひかない。大きさは普通だね。」 　「ふーん、普通なのか、健康優良児ってわけじゃないのか？」 　「大きいから健康優良、ってことにはならないと思うけどね。ただ、この子達の場合は１００％母乳だから、丸々太るってこともないみたいだね。」 　「母乳と太るのと何の関係があるんだ？」 　「市販のミルクはね、栄養がありすぎて太るみたいさあ。」 　「そうなのか。お前の乳が貧弱ということじゃないんだ。見た目は貧弱な・・・あっ、オメエ、何てこった、巨乳になってるじゃないか！」 　　　−−−ある日のマナとの会話−−−

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