マジムン(魔物)ユーナ 「エンマン大王って面白そうだね。ユーナも会ってみたいな。」 「会えるには会えるが、会うということは死ぬということだぜ。」 「死ななくても会える方法は無いの?」 「うーん、そうだな。博士に頼んで、ユーナもマジムンにしてもらえば死なずに、といっても人間としては死ぬことだが、エンマン大王に会えるぜ。」 「ホント!だったら私、マジムンになろうかな。」 「おう、マジムンになったら空を飛ぶこともできるぜ。」 「背中に羽が生えるの?」 「おー、生やしましょう。」 「あっ、そうか、ケダマンがイメージ作ってくれるんだ。」 「うん、そうだ。何でもリクエストしていいぞ。」 「うん、あのー、じゃあ、おっぱい大きくして。」 「えっ、そういうの嫌いじゃなかったのか?」 「いいじゃない、ちょっとだけ、・・・味わってみたいだけさあ。」 ―――ある日の、ユーナとの会話――― |
語り:ケダマン 2006.7.14 次のケダマン 前のケダマン 最初のケダマン ユクレー島 |