リュウキュウコザクラ
 今年(2014年)の初夢はとても良い夢であった。詳しくは書かないが、若い美女にモテている夢、若い美女にモテている夢はたびたび見ている(そういう潜在願望が強いとは自身思っていないが)ので、特別嬉しいというほどではないが、まあ、気分はいい。2日の夕方から夜にかけては叔父、従姉妹などが集まって私の実家のサヨナラパーティーをやった。これも楽しかった。良い年になりそうな気分、であったが、
 新年早々(これを書いているのは正月3日)ドジを踏んでしまった。翌3日は金曜日、ガジ丸HPアップの日だ。宜野湾のネット環境の事務所へ行かなければならない。だけれども、3日も年始の客が来る、お昼前に来るかもしれない。で、朝早く起きて、実家を出て、家(アパート)に寄って荷物(布団、着替えなど)を降ろし、すぐに事務所へ、急いでHPをアップして、そこからIさんの店へ行く。レタスを届けに。
 急いでいたオジサン(私)は、慌てていたオジサンは、Iさんの店の駐車場に車を入れる時に、塀に車をこすってしまった。目立つ傷をこさえてしまった。あーぁ・・・。

 ガジ丸HPではこのところ雑草を続けて紹介しているが、雑草は概ねきれいでは無い。車を傷つけて心も傷ついた私を慰めるには可愛いものが見たい。ということで、パソコンの中の、植物の未紹介写真フォルダを開き、夢の中に出てきた若い美女のような花を探した。そのような花、雑草の中にもあった。小桜と、名前も可愛らしい花。

 リュウキュウコザクラ(琉球小桜):野草
 サクラソウ科の1〜2年草 方言名:不詳
 名前の由来については『沖縄植物野外観察図鑑』に「琉球産の小型のサクラソウの意」とあった。サクラソウはサクラソウ科サクラソウ属植物の総称で、名前の由来についての資料は無いが、花がサクラに似た草本類であることからと思われる。
 海岸や山地の野原に生える。葉は根生葉で、長い柄があり卵円形で鋸歯が目立つ。根生葉の間から高さ5〜15センチほどの細長い花茎を数本出し、その先に花をつける。花は数個つき、白色。開花期については、記載された文献が無く詳しくは不明だが、文献の写真は5月、私のは2月、よって、年明けから初夏頃までとしておく。

 花
 記:島乃ガジ丸 2014.1.3  ガジ丸ホーム 沖縄の草木
 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行
 『ニッポンの野菜』丹野清志著、株式会社玄光社発行
 『藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修、NHK出版編
 『やんばる樹木観察図鑑』與那原正勝著、ぱる3企画発行
 『熱帯の果実』小島裕著、新星図書出版発行
 『熱帯花木と観葉植物図鑑』(社)日本インドアグリーン協会編、株式会社誠久堂発行
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