ソライロアサガオ(セイヨウアサガオ)
 南国沖縄にも冬はある。例年1月の終わり頃から2月が沖縄の最も寒い時期。今年もその通りになった。ここ数日、那覇の最低気温は12度前後である。「12度前後?たいしたことないじゃないか。」と思う方も多いであろうが、いちおう寒い。であるが、実は、これがやはり暖冬なのである。地球温暖化なのである。数年、あるいは十数年前まではもうちょっと寒くて、私が子供の頃は、もっとずっと寒かった。
 2月4日の日曜日、この日も、那覇の最低気温は12度。いちおう寒い。でも、日中は太陽が出て、ぐっと暖かくなる。地球温暖化を肌で感じる暖かさ。晴れて、暖かければ、そりゃもう散歩日和である。午後から久々に末吉公園を歩いた。

 ソライロアサガオの花の色を、下の植物説明では「澄み切った秋の空みたいにスカッと爽やかな青」と書いてあるが、それは、倭国の秋の空をイメージして欲しい。末吉公園を散歩していて、時折見上げる空は全く、「澄み切ってスカッと爽やかな青」であった。沖縄の空は冬がよりきれいなのだと、私はその日、初めて感じた。
 その日、午後は元気な私であったが、朝はそう爽やかな気分では無かった。前夜、知人のGさんと近くの飲み屋で飲んで、その時の酒量はたいしたこと無かったのだが、飲み屋からの帰り、翌朝の食料を買いにスーパーへ寄った。そこでつい、翌朝の食料以外の余計なものを買ってしまった。惣菜コーナーを覗いたら、50円引きや100円引きになっていて、肉料理とサラダをそれぞれ1パックずつ買ってしまった。それらは家に帰ってからの酒の肴になった。ちょいと飲みすぎてしまった。で、朝、ちょいと二日酔い。私はたぶん、空色の顔であっただろう。「スカッと爽やか」でない青色。

 ソライロアサガオ(空色朝顔):フェンス・パーゴラ
 ヒルガオ科の蔓性一、二年草 熱帯アメリカ原産 方言名:不詳
 名前はその通り、花が空色をしているところからつけられている。初めて見た時の私の印象も、どこにでもあり、邪魔者扱いされているノアサガオとは違った。「おー、きれいな青だ」と思い、後日名前を知って、「澄み切った秋の空みたいにスカッと爽やかな青」という表現を思いついた。別名をセイヨウアサガオ(西洋朝顔)といい、園芸店ではこの名で売られていることが多いらしい。
 ヒルガオ科サツマイモ属でサツマイモと同属。であるが、本種は食料にはならないらしい。蔓は2〜5mにまで伸びる。幾つかの品種があり、品種によって色模様も異なるらしいが、私が見たものはスカッと爽やかな青い花、その開花期は6月から12月。

 花
 記:島乃ガジ丸 2007.2.4  ガジ丸ホーム 沖縄の草木
 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
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