シャスターデージー
 2008年1月のことだからもう6年前になる。まだ、前の職場にいて、たまに現場に出ていた。2008年1月23日、現場は南城市のつきしろの町、太平洋が望める丘の上にある町で、沖縄の観光ガイドブックに載るような有名な飲食店がいくつかあり、刑務所があるということで県民に知られており、霧の発生が多いということでも有名。
 10時休み、お茶を飲んで一服した後、私は一人現場の近辺を散策した。すぐ近くに保育園があり、保育園の道向かいに保育園の所有らしき畑があった。畑にはたぶん、野菜も植えられていたと思うがそれははっきり覚えていない。畑に植えられているもので目立ったのは草花、たくさんの種類の花が咲いていた。
 撮った写真はデジカメなのでいつ撮ったか日時が記録される。なので、シャスターデージーの写真が2008年1月23日のものだということも判る。どこで撮ったかは、その日付の日記を見れば判る。のだが、シャスターデージーに関して言えば、日記を見なくてもどこで撮ったかを記憶していた。保育園の花畑が強く印象に残っていたからだ。

 シャスターデージー(Shasta daisy):鉢物・花壇
 キク科の多年草 アメリカ産の園芸品種 方言名:なし
 名前の由来は『花と木の名前』に「アメリカのシャスタ山にちなむ」とあった。同書にはまた、「日本のハマギクとフランスギクなどを交配してアメリカで作られた品種」ともあり、アメリカで作られた園芸品種だと判る。従って、Shasta daisyは英語。この綴りを読む(ネイティブでも日本語読みでも)とシャスタデージーが正確に近いように思うが、何故かシャスターと伸ばしている。シャスタギクという別名もある。
 シャスタは解ったが、デージー(daisy)とは何ぞや?と調べる。デージーは日本語でいうとヒナギク(雛菊)のこと。ヒナギクは「キク科の多年草。ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ10センチメートル」(広辞苑)のこと。
 高さは30〜90センチ。茎は直立して、その先に花を着ける。花は純白で大輪、いかにもキク科らしい形。品種も多くあり、高性種と矮性種があるとのことで、高さは30から60センチと幅広い。花形も種類がいろいろあるようだ。開花期は5〜7月と文献にあったが、私の写真は南城市の路地で1月のもの、沖縄では冬も咲くようだ。

 花
 記:島乃ガジ丸 2014.4.24  ガジ丸ホーム 沖縄の草木
 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行
 『ニッポンの野菜』丹野清志著、株式会社玄光社発行
 『藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修、NHK出版編
 『やんばる樹木観察図鑑』與那原正勝著、ぱる3企画発行
 『熱帯の果実』小島裕著、新星図書出版発行
 『熱帯花木と観葉植物図鑑』(社)日本インドアグリーン協会編、株式会社誠久堂発行
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