サガリバナ
 15日、久茂地のクラブDセットでJIMAMAのライブを鑑賞する。ライブは午後8時の開演、仕事が終わって家に帰り、着替えて、すぐ出る。安謝経由で那覇の街(国際通り近辺のこと)へ向かうバスに乗る。7時少し過ぎた頃、パレット久茂地前で降りる。時間もあったし、ライブ会場へ行く前に寄りたい所があったので、少し遠回りをした。暑い夜だった。あまり汗をかかないように、元気の無いじいさんのようにとぼとぼ歩いた。

 国際通りを牧志方面へ向かって歩き、一銀通りを左へ折れる。安木屋の角を右へ曲がると元山形屋の裏道へ抜けるスージ(路地)がある。そのスージを入って少し行ったところの民家にサガリバナの木がある。この時期、もう盛りは過ぎてしまったが、傍を通ると、花の甘い匂いを感じることができる。遠回りしたのは、その花の写真を撮るためだった。
 予想した通り、花の盛りは過ぎていたが、少し高いところにいくつかの花房が残っていた。見上げるようにして写真を撮る。全体像も撮る。もう薄暗くなっていたので、後で見た写真は暗かった。が、ここがデジタルのいいところ。パソコン上で明るさやコントラストの調整をする。これで何とか観賞に耐えられるだろうとは思うが、やはり不満。来年は盛りの時期に訪れよう。きれいな花を、きれいに撮ってやろうと思ったのだった。

 JIMAMAのライブは、たくさんの立見が出るほどの盛況。イカシタ人妻と、その娘のカワイイ女子高生と三人で観賞。いいこと尽くめの夏の夜だった。

 サガリバナ(下がり花):主木・添景
 サガリバナ科の常緑高木 国内では奄美以南に分布する 方言名:キーフジ
 花色は白。6月から7月にかけて咲く。糸状の花びらが多数放射状に開き、それらがいくつも集まって、藤のように房状に長く垂れ下がる。方言名のキーフジは藤の花に似ているところから来ている。花は芳香を持ち、傍を通るとすぐそれと判る。
 別名、サワフジ(沢藤)とも言い、西原町には樹齢450年の古木があり、その花期には多くの人が観賞に訪れる。

 花:下から

 花:近くから

 花:朝の落ちかけた花
 記:2004.7.19 島乃ガジ丸  ガジ丸ホーム 沖縄の草木
 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
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